女系家族 その後 [TV]
どうなっているのかいな、と思って久しぶりに見た。
・・・・・・やっぱり日本橋じゃないだろう。山崎豊子は船場じゃないとだめだ、そう確信した。
長女の高島礼子は叔母の役が良かった。悪いけど娘に見えない。
美しい三姉妹というのが、この作品の売りの一つであるのだから。
その美しさの中にある自分たちが意識していない「毒」=人間の業、そこまで迫って欲し
かった。
叔母の浅田美代子はかわいらしすぎて貫禄不足。何でこの役、この人にしたんだろう。
「さんまのからくりテレビ」を思い出す。大体着物が似合わない。
米倉涼子は「黒革の手帳」、森本レオは「ショムニ」、高橋克典は「特命課長」、瀬戸朝香は
「えいじ35」を思い出すし、浜田文乃と矢島の主人が愛し合ってるとは到底思えないし・・・・・・。
みんな引き出しなさすぎ。自分を演じているのか!?
そしてみんな台詞がひどい。日本語をもっと大事にして欲しい。
宇市だけがうまいので浮いてしまっている。比べてみてくださいよ。
私たちは筋書きでなく「ドラマ」を見たいんです。
回想シーンで出た、佐々木すみ江クラスが脇を固めないとこういう話は奥行きもなくなり、
持ちませんね。
宇市の愛人役はエンドロールの表記では小林君枝(伊佐山ひろ子)となっていて、小説でも
そうなっているが、ホームページでは「小林君江」となっている。
僕の友人にホームページの方と同姓同名の人がいるので、どっちが正しいのよ!
と落ち着かない様子です。
女系家族:http://www.tbs.co.jp/nyokeikazoku/
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