白鵬VS朝青龍 [相撲]
大方の人たちが望んでいた様な結果となったが、見ていても久々に力の入る
いい勝負だった。
一連の朝青龍問題は、相撲という文化、相撲界の古い体質、これからの大相撲、
マスコミのありかた、そして日本人って何・・・・・・?などいろんなことを考えさせられた。
ただの格闘技として相撲をとらえていては、文化としての相撲はなくなっていくだろう。
柔道がJUDOとなって世界に広まった反面、別のスポーツになっていったように、
大相撲もグローバル化の波にのまれていくのか・・・・・・。
しかし大関陣はふがいない。こいつら強くなっているから、モンゴルに帰ってなんか
いられない。日本に残って稽古をしなければ・・・・・・と、朝青龍に思わせるような、
実力、気迫を持った力士たちの出現をずっと待っているが、当分無理だろう。白鵬以外。
しかし、力と力のぶつかり合いは見ごたえがあった。さすが横綱だ!
これからも静かに見続けて行きます。
相撲は代理戦争だったとの説あり。そうかも知れない。国民の大相撲今場所への感心は、白鵬と朝青龍の優勝争いといって間違いではなかった。善と悪といった単純な代理ではなく、現代と言う割り切れない不条理の代理として朝青龍があると考える。朝青龍ファンは多様な考えのファンで成り立っていると思う。さて来場所が2人の正念場。頑張れ白鵬。
by 呑亀 (2008-01-28 20:50)
>呑亀様
「日本的なる物」は、それが幻想かもしれないのに
大多数の国民にとっての一つの拠り所となっている。
神事でもあった相撲が、ただの格闘技=ショーになって
いくのか、はたまた文化としての側面を持ちつつ、神の
使いとして選ばれし者たちが集う、聖なる行事となるの
か、その選択をするのはこれからの日本人ではなかろう
か・・・・・・。
なんて小難しいことはさておき、来場所は真の角界王者
決定戦として、お膳立ては揃いましたね。
見ものです。
しかしこの二人以外に誰かおらんのでしょうかねえ(泣)
by kaz-i (2008-01-29 12:51)