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そして、朝青龍が勝った。 [相撲]

正直、早いうちに負けて引退するのだろうと思っていた。

ところが、あれよあれよの14連勝。

千秋楽結びでは、立会いの失敗から白鵬に負けはしたものの

決定戦で完勝。朝青龍が復活の優勝を遂げた。 

四面楚歌の状態から、いつのまにか主役の座を自らの

力でもぎ取り、感動さえ覚えさせてくれた。

大した役者だ。悔しいけれど、拍手を送りたい。

決戦を控えた彼の表情は、いつものようにやんちゃでも

気負うでも、おびえるでもなく、淡々としていたように見えた。

孤独な勝負師の、勝負にかける集中力をそこに見た。

モンゴルの大平原を駆け抜ける裸馬のような彼には、外野から

なんだかんだと言われても、うるさいだけだろう。

勝ったあとのガッツポーズはいただけないが、無理して枠にはめられ

るような堅苦しい世界は、彼には向いていないのかもしれない。

しかしいつの日か、黙っていても皆が一礼するような、立派な横綱に

なって欲しい。

実るほど頭を垂れる稲穗かな。

下がれよ下がれ藤の花、人が見上げる。

今日の昼飯は初めて「矢場とん」のとんかつを食べました。

おいしかった。

yabatonn.JPG


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コメント 2

呑亀

kaz-i様
朝青龍に何か言っても、負け犬の遠吠えです。これで、マスコミ・評論家の大方は飯の種のために、朝青龍に擦り寄っていくのかな。私はいやです。
大相撲の行く末は危ない。
by 呑亀 (2009-01-26 18:12) 

kaz-i

>呑亀様

名古屋で大相撲を語りましょう!
お待ちしています。
by kaz-i (2009-01-27 06:48) 

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