アントニオ・ガデス舞踊団 [芝居・ステージ]
愛知県芸術文化センターに、アントニオ・ガデス舞踊団の「血の婚礼」
「フラメンコ組曲」を見に行きました。
「血の婚礼」は、カルロス・サウラ監督、アントニオ・ガデス、クリスティーナ・
オヨス出演で1985年に公開された映画とほぼ同じ演出。
ロルカの戯曲のエッセンスを見事に凝縮し、短い中にも緊迫した、濃密な
ステージ。
婚礼のシーンで、全員がストップモーションの記念撮影をするシーン、花婿
とレオナルドの格闘シーンが印象的で、もはや完成された、フラメンコの十八番
といった感あり。
婚礼の最中、ダンスを踊る輪の中に、いつの間にかレオナルドが入って、花嫁
と踊るところなど、静と動、緩急の切れがあり、ドラマ性を高めている。
正直言って、踊りはもっと期待していました。小さくまとまっているというか
もっと「情念」のようなものを感じさせてほしかったように思います。
それだけ、ガデス、オヨスが偉大であったということか。
しかし、うまい踊りを堪能し、スペインの風を感じました。
>PANDAさま
初めまして。
ありがとうございます。
芸文に行かれたのですね。
またお寄りください。
by kaz-i (2009-03-14 07:27)
kaz-iさま、はじめまして
ガデス舞踊団の来日公演、終わっちゃいましたね。
千秋楽の劇場はガデス氏が初来日された時の劇場だったようです。
kaz-iさまは生前のガデス氏の踊りをご覧になったことはありますか?
わたしは、2年前に「カルメン」を観たのが初めてで
もう、その時はガデス氏はお亡くなりになっていました。
ガデス氏の踊りを知る方々はかつて彼が踊ったシーンにになると
必ず彼の生前の踊りとオーバーラップして観てしまう、と、言ってます。
とても影響力のある方だったのですね。
by PANDA (2009-03-16 14:52)
>PANDAさま
コメントありがとうございます。
残念ながら、私はガデスの踊りは生では
見ておりません。
映画の「血の婚礼」「カルメン」をみて、ほかの
人にはない、新しいフラメンコの表現の深さに
衝撃を受けました。
そういう意味では、フラメンコ界の革命児だった
のではないでしょうか。
by kaz-i (2009-03-17 09:57)