奈良の秋 [旅行]
奈良に行ってきました。
秋の奈良。
まだ彼岸花が咲いておった。
興福寺塔影能が旅の目的でしたが、その前に足を延ばして法隆寺に行ってきました。
十数年ぶりの斑鳩の里は穏やかで大層心地よかった。
中宮寺の仏様にもお久しぶりにお目にかかってきました。
塔影能は、奈良の高台にある興福寺の東金堂のまえにしつらえられた舞台で
奉納された。
だんだん周りが暗くなる中、二羽の鳥が始まりを告げるかのように飛んでいた。
やがてあたりは闇に包まれ、多川貫主はじめ僧侶の般若心経を観客全員で
お聞きし、やがて舞台は始まった。
しばし自分がどこにいるのかさえ忘れさせてくれた二時間余りだった。
翌日は平城京跡に行った。
遣唐使船。
1300年の遥か昔の先人達が、今の日本の元となる文化を大陸から持ち帰ってきたのだ。
鴟尾(しび)二メートル。
久々の奈良は我々のルーツを感じさせてくれた。
ここにいた方たちの子孫が私たちなのだ。
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