鎌倉・江ノ島七福神めぐり ~その1 [まちあるき]
新年の仕事もほぼひと区切りしたところで、そうだ、旅に出よう!と思い立ち
どこに行こうかと考えていたのですが、ちょうど東京での仕事も控えていたので
年の初めに縁起もよかろうと、鎌倉・江ノ島におわします七福神を巡ることにしました。
鎌倉・江ノ島七福神とは、
①布袋尊・・・浄智寺(北鎌倉)
②弁財天・・・旗上弁財天社(鶴岡八幡宮)、江島神社(江ノ島)
③毘沙門天・・・宝戒寺(雪ノ下)
④寿老人・・・妙隆寺(宝戒寺から小町大路を海のほうに下る)
⑤夷神・・・本覚寺(妙隆寺からさらに海の方へ下る)
⑥福禄寿・・・御霊神社(長谷)
⑦大黒天・・・長谷寺(長谷)
であるけれど弁財天が二か所あるので八か所を回る。
そのほかにも立ち寄りたいお寺があるので、一泊二日でのんびりと行くことにした。
はじめに北鎌倉の浄智寺(布袋尊)からお参りして、近くのお寺に寄りながら
鶴岡八幡宮まで歩こうと思って北鎌倉に降り立ちましたが、朝方雨上がるとの
天気予報をよそに強い雨風が行く手を遮ります。
しばらく駅前の喫茶店で外を眺めながらコーヒーを飲んでいましたが、やみそうもないので
計画を変更して、まずは鎌倉に行くことにしました。
小町通りで雨が弱くなるのを待ち、まずは鶴岡八幡宮にごあいさつ。
お隣の県立近代美術館では「実験工房展」開催中。
武満徹さんはわかりました。
もうすぐ咲きそう。
八幡様境内の源氏池にある「旗上弁財天社」
八幡様を外に出て目の前の道を左に行くと「鎌倉シャツ」鎌倉本店があるので寄ってみる。
鎌倉シャツの社長が作るカレーを店内のカフェで食べることができる。
今春大阪に店舗ができるそうだ。名古屋にはまだない。 シャツ二枚とネクタイ
購入(勢いで予定外;)
店を出てすぐ左の突き当りに、毘沙門天を祀る宝戒寺がある。
もう少ししたら梅が咲いていい香りがすることだろう、などと思って入り口で
100円払うとき係りの人が少しぞんざいで、せっかくの印象が悪くなった。
「季節の贈り物」 高倉健、というお供えが仏前に置いてあったが、それも
これみよがしでいかがなものか、だいたい健さんはそんなこと喜ばないだろう
などと、余計なことを考える。いかんいかん、と気を取り直し次なるお寺へ。
宝戒寺をでて左の小町小路を五分ほど歩くと次なるお寺、妙隆寺。
ここには寿老人が祀ってある。小さな寺で拝観料もなし。
後で知ったのだが、ここに新劇の団十郎と言われ広島の原爆で亡くなった丸山定夫の
記念碑があるそうだ。痛恨の準備不足。改めて合掌。
妙隆寺を出て右、海の方へさらに五分ほど歩くと本覚寺がある。
日蓮宗のお寺で、この辺りは日蓮が辻説法を行った場所らしい。
その境内にえびす堂があり夷天が祀られている。 ここも拝観料はいらなかった。
本覚寺から鎌倉駅へ。
ようやく晴れてきた。結構人も出ている。
ここまでで七福神のうち四つを巡ったことになる。
そして鎌倉から江ノ電に乗って江の島へと向かった。
つづく、、、。
本覚寺境内の「しあわせ地蔵」
みんな幸せになりますように。
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