又村統展 at 十月 [展覧会]
ゴールデン街の「十月」では、日本酒の会やコンサートツアーやいろんな
イベントをやっているのだが、店内の壁面を利用して、作家さんたちの
展覧会もやっている。
今月は、われらが又さんが満を持しての登場となったので、昨日でかけ
てきた。
テーマは「The Bird」 自由である鳥だが、時にはのた打ち回っている。
携帯で撮ったぶれている写真ですみません。↓
ぜひ、本物をお店でご覧ください。
又さんや呑亀さんや「十月」の常連さんたちと、わいわい楽しく飲ってきました。
軍艦島展 [展覧会]
先日、国際展示場で「軍艦島」展をやっているというので、出かけてきた。
ビッグサイト入口の大きなのこぎり。↓
かつては5,000人近くが住んでいた長崎の軍艦島は、エネルギー政策の変化とともに
捨てられた。
いまは廃墟となり、朽ち果てていくのを待つばかりだ。
しかし、坂本道徳事務局長を始め、多くのスタッフが軍艦島(端島;はしま)を
世界遺産にしようと熱意をもって取り組んでいる。
世界遺産がどうかは別にして、かつてそこにあった生活に思いをはせるとき、
いまの日本の縮図であったかのような気がしてきた。
ピアノカフェショパン [展覧会]
5月3日に又村統さんの絵画展を呑亀さんと見に行った。
又さんは町田の小野路というところに昨年アトリエを構え、そこの二階が
「ピアノカフェショパン」というスペースになっており、そこで絵画展をやっているのだ。
せっかくだから近くを散策しようと思っていたが、朝からのあいにくの雨で断念した。
京王線聖蹟桜ヶ丘駅からバスで恵泉女子学園前までバスで約15分。そこから
一本杉公園の中を通って小野路まで歩いていった。
ここらは多摩丘陵の「多摩センター」や「町田」という一大ベッドタウンの開発から
取り残されたかのようなところで、ここは東京なのかしらんというように、うっそう
とした森や竹林が広がっておった。
鎌倉街道の一部も残っていて、新撰組の隊士たちが稽古に通っていたそうだ。
石畳の道の途中に大きな杉の木が何本もそびえ立っていた。そこを過ぎると切り通し
になっている。
こんなところに、人家があるのかと思いながら竹林の間の切り通しを抜けると、突然煉瓦造りの
しゃれた建物が眼に飛び込んできた。
ここだ!
「ピアノカフェショパン」
入口にはタイルの鍵盤が!
普通の個人のお住まいのような玄関を開けると、そこはアートスペースになっていた。
部屋の中を、又さんの描いたたくさんの様々な鳥たちが飛び回っていた。
窓から見える景色ととてもマッチしていて、しばし時間を忘れる。
BGMはもちろんショパンなどのピアノ曲。
雲が流れ、陽も差してきた。
ここは、「アートスペース丘」というギャラリーにもなっていて、木工作家の木内明彦さん、
ナイフ作家の上釜信行さん、そしてフィギュア作家の作品なども展示してあり、注文も出来る。
手触りのいい、みごとな木のテーブルに座って、オーナーの岡さんと又さんが朝から
裏山でとってきたたけのこ(40本!;ご苦労様でした)の料理とワインを御馳走になる。
最高ッ!
岡さん、ありがとうございました。
ここは、ピアノ教室やコンサートも時々やっており、第13回ショパン国際ピアノコンクールで
最高位を受賞したフィリップ・ジュジアーノさんも演奏したそうだ。よく知らないが、凄い人らしい。
夏にはイリーナ・メジューエワというピアニストのコンサートもあるらしい。日程が決まったら
又お知らせします。 (↓ この方。日本在住。美しい!)
裏山にも登って、たけのこをちょこっと掘ったりして時間がゆっくりと流れ、いつの間にか
暗くなっていた。
絵画展は、明日(6日)までやっています。終了後も又村さんの作品は常時展示
予定です。是非ご覧下さい!
又さん、お疲れさまでした。
北斎展 [展覧会]
江戸東京博物館に北斎展を見に行った。
北斎は、言うまでもなくゴッホたちヨーロッパの画家たちに多大な影響を与えた絵師として
知られているが、シーボルトとの関係や、多くの肉筆画の存在をはじめて知った。
しかし、膨大な作品群を見ていると、この巨人は実に多様な顔を持っていたことを
感じる。常に変化し続けている。
そして、その構図の素晴らしさ。大と小、静と動、遠近、緊張と弛緩など対比が醸し
出すドラマが、絵から伝わってくる。
目に見えるあらゆるもの、目に見えぬものすべてを書き尽くそうとする旺盛な創作欲
に圧倒された。
働く人たち、庶民の絵が多いのも何か嬉しい。
1月27日まで。
博物館の入口には、巨大な熊手が飾ってあった。
豊田紀雄展 [展覧会]
豊田さんが展覧会を開くそうだ。
豊田紀雄さんは本来芸能マネージャーであり風間杜夫、内藤剛志、大杉漣などを世に出し、
現在も代表をつとめる現代制作舎の創立記念演劇公演プロデュースなどの実績を積んで
きました。
そのかたわらで美術に関しても若い無名作家を発掘して50本もの展覧会の企画なども手がけ、
自らも制作した絵画作品を発表してきたという多彩な活動をしています。
(2005年個展の紹介プロフィールより)
久々お会いしに個展に行ってみようと思います。
2006年12月8日(金) ~ 12月13日(水)会期無休
12:00~19:00 (土・日・~18:00 / 金~21:00)
場所:K's Gallery