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めざましテレビ 「精霊流し」 [TV]

 

 さる8月12日、フジ「めざましテレビ」で、わがふるさと「長崎市片淵4・5丁目自治会」の

精霊船(しょうろうぶね)が紹介されました。

 

 精霊船は長崎の伝統行事で、毎年8月15日にその年に初盆(新盆)をお迎えになる方々

御霊をのせて、町を練り歩き最後に船を海に流します。

 

 個人の家から出す船と町内で出す精霊船があります。

 町内で出す船は、催合船(もやいぶね)といって、その町内の初盆の方々を一緒にお乗せ

します。

 

 精霊船は爆竹などの花火、鐘の音でも有名です。

 華やかでにぎやかな中に、愛する人を失った悲しみが時折浮かんできて、最後に海に流す

時は、お盆に帰ってきた故人が、本当にあの世に行ってしまうような気がします。

 

【催合船】

【後部】

 

 【リハーサル前】

 

 【花火】

 【マイク装着】

【リハーサル】

 

 【本番!(テレビ画面より)】

 この帽子をかぶって提灯をつけている、あやしいおじさんが私だ!

 おおっと、いきなりアップだぞ!

 

 朝五時過ぎから、準備して、リハーサル、本番。

 撮られているほうは、テレビに今何が映っているのかよく分からず、あっという間に終わりま

した。

 

 【アー、終わった、終わった】

 【本番終了後のダメだし】

 

 本当の本番は、こんな感じです。

 火事ではありません、爆竹の火花です。

 何千と言う船の担ぎ手が一斉に爆竹を何時間も鳴らし続けるので、音が物凄く、耳栓をして

いないと鼓膜が破れます。

 下に散乱しているのは、爆竹の箱や「かす」です。

 

 精霊流しの終わった翌日の長崎の町は、前日が騒々しかったため、物凄く静かに感じます。

 

 そして季節は秋へと向かっていくのです。


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月曜映画 NTV [TV]

夜中に目を覚まして、なかなか寝付けなかったのでTVのチャンネルを廻したら、

NTVで「月曜映画」というものをやっていた。

 

月曜深夜2:00頃から4:00頃に毎週やっているようだが、これまで知らなかった。

 

今日は「ギャラクシー・クエスト」(1999・米)。

 

TVシリーズ「スタートレック」のパロディのようで、かつてのTVスター達の悲哀と、熱狂的な

ファン達との思いのギャップがおかしく、とうとう最後まで見てしまった。

 

この映画、シガニー・ウィーバーやアラン・リックマンがよくやったな。エライ!!

 

調べてみると、この「月曜映画」枠では、ジョン・ブアマンの「脱出」など渋い映画もやっているようだ。

 

昔見た、ジェフ・ブリッジス出演「ランチョ・デラックス」(日本語題名不明)をぜひ放送して欲しい。

 

 【ギャラクシー・クエスト】

 


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女系家族 第1回 [TV]

 

7月7日(木) 第1回は2時間のスペシャル版だった。(正味1時間30分)

 

原作は舞台が大阪船場の老舗、時代も昭和30~40年代だったが、TVでは現代の東京

日本橋に置き換えている。

 

だから「大番頭」の宇市が「専務」で、しかも 携帯電話 を持っていた。

あの宇市までもが・・・・・・。携帯電話でなく手拭いじゃなきゃあ。

お嬢さん達も「宇市さん」と丁寧に呼ぶが、ここは「宇市っ!!」と呼びつけて欲しかった。

 

スペシャルということもあり、主要な登場人物、お話しをスピーディーにうまくまとめてあったが、

個人的には原作通り船場の話、大阪弁でみたかったなあ。

 

長女の藤代は貫禄ありすぎ、逆に叔母さんはもっと世故にたけているようなものが欲しかった。

この二人がたまに逆に見えた。

効果音が大きすぎて、藤代の台詞が聞き取れないところがあった。

 

矢島家は旧家の作りの中に、おしゃれなインテリアがあり、変な感じ。祇園の隠れバーか?

宇市の愛人、小林君江宅の家具はなぜか昭和40年代チック。

今時絶滅した「たますだれ」なんぞもあるし、意味不明。

節約して昔のものをそのまま使ってるっていうことか?

 

遺産相続の駆け引きの中で最大の見せ場である吉野の山林が、今回は不動産に変わって

いたのだが、今後どうするのか。

ないとすればもったいない。

遺産を確認に行く途中の吉野の桜の中で、三姉妹がしばし争いを忘れてお弁当を食べる場面

は、思い出しても美しい。

東京だからしょうがないのか。でもこの話「裏細雪」といってもいいのでは?

「細雪」はやっぱり関西文化でっしゃろ。

 

個人的に注目の宇市は橋爪功。

さすがにうまい。もっともっとすっとぼけて、奔放に、妖怪のようにやって欲しい。

 

娘達ではなく愛人浜田文乃(米倉涼子)が主役なので、小説とは違った展開になるのだろうが、

期せずしてタイムリーな話題となった「遺産相続」というテーマで、愚かな人間達の滑稽さ、哀れ

さ、かなしさを描いてもらえるよう期待します。

 

それにしても、意味もなく米倉涼子の胸を強調するアングルが多かったような気がするのだが、

私の気のせいですか?


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女系家族 [TV]

山崎豊子作「女系家族」がTBSでドラマ化されるそうだ。(7月~木曜午後10時)
主演の浜田文乃を米倉涼子が、そして遺産相続をめぐって対立する美人3姉妹
を高島礼子、瀬戸朝香、香椎由宇が演じるそうだ。

大番頭の「宇市」は誰がやるのだろう?
笹野高史がぴったりだと思うのだが・・・・・・。

どんなドラマになるのかこれから楽しみです。


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青春の門 [TV]

ハードディスクに録画していた、TBSテレビ放送50周年スペシャルドラマ
「青春の門」をようやく見た。

いわずと知れた、五木寛之原作の大河小説のドラマ化だ。
高校時代に初めて小説を読み、主人公の信介に自分を重ねて熱中した
覚えがある。

信介役は田中健、江藤潤、佐藤浩市、渡部篤郎。
織江役は大竹しのぶ、秋吉久美子、杉田かおる、松永麗子。

という人たちが映画やTVでこれまで演じてきたのを見てきた。

今回は、信介の(義理の)母親のタエを鈴木京香が演じるというので、
期待して見た。

・・・・・・う~~ん・・・・・・。
今ひとつだった。期待が大きすぎたのかも知れない。

以下感想です。

音楽がまず画面と合っていない印象を受けた。
また、俳優たちも戦前~昭和20年代の匂いがしなかった。

重蔵の豊川悦司はスマートすぎて、色気がない。
岸谷五朗は「北の国から」の純の恋敵を演じた、「凄み」が欲しかった。
(余談だが、「夫婦善哉」で森繁久弥がやった柳吉をこの人で見てみたいと思うのだが)
緒方拳は違和感があった。出番が唐突すぎる。これは脚本のせいか。
先日NHKドラマ「破獄」をあらためて再放送で見てよかったので・・・

信介と織江は新鮮でよかった。特に織江は今までと違った、新しい織江像を発見した。
意志的な行動をする織江ではなく、時代や境遇に翻弄される織江というか。
一番良かったのは、信介の教師役の古田新太だった。いろんな意味で、救われた。

鈴木京香は美しく、タエにぴったりとは思うが、後半病気になってから、映画「血と骨」
の時の彼女にだぶって見えた。

「性の目覚め」に関するシーンは小説にも随所に出てくるが、画面で見るとちょっとナマっぽ
く、気恥ずかしい印象があった。 

全体的に、演出が「若い」印象を受けた。若いなら若いで、もっと激しく、新しい「青春の門」
を見せて欲しかった。

作るかどうかわからないが、「自立篇」に期待します!

青春の門 筑豊篇〈上〉

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  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 文庫


青春の門 筑豊篇〈下〉

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  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 講談社
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