名古屋

出張で名古屋に行った。 

土曜日に少し時間ができたので、友人に名古屋を案内してもらう。

名古屋城の桜。　↓　まだ五分咲きだった。

お堀のまわりを車でぐるっと回ってもらう。

初めて見る名古屋城は、たくさんの桜に囲まれて堂々とそびえていた。

満開になれば、それはそれは夢のように美しいことだろう。

続いて「産業技術記念館（トヨタテクノミュージアム）」へ。入場料500円。

製造業、ものづくりの盛んな愛知県らしく、そしてまた世界のトヨタのお膝元でもあり、

このような施設がある。

久々に社会科見学にきたようで、ワクワクしながら中に入る。

 

エントランスにそびえる、円環式の自動織機。豊田佐吉作。

そうなのだ、自動車を作る前にトヨタは織物の機械を作っていたのだ。

そして、布というものは縦糸と横糸を織って作られるのだということを、あらためて認識する。

この機械は実用化にはいたらなかったようだが、円にすることにより同じ時間で、平面で織る

よりも広い面積の布を生産できる。 そして、とても静か･･･などのメリットがあるそうだ。

創意工夫に感心して、中に入った。 

中に入ると、「糸紡ぎ」「機織り」の実演から旧式の機織り機の展示、そして機械の進化の歴史が

順を追ってわかるようになっている。

こうしたらもっと良くなる、ということを、ひとつひとつ積み重ね、改良してきたのだ。

「必要は発明の母」という言葉が、良くわかる。そして、布を製造する機械を発明･製造することに

より布だけでなく、その機械そのものも売れていく・・・・・・。面白い。

時間がなくて、自動車館は見られなかったが、展示の最後には製造技術の最先端、ロボット君

がトランペットを見事に演奏してくれた。

館内のレストランが混んでいたので、友人お勧めの、押切（おしきり）というところにある、

「宮宇（みやう）」という店にうなぎを食べに行く。

うな重（この店ではうな丼といっていたようだ）の上･肝吸い付で1,900円。

下の段にもうなぎが一切れ入っていて、皮がぱりぱりしておいしかった。

店を出ると、前にある榎白山神社の桜が、これまた美しかった。

名古屋城

産業技術記念館（ﾄﾖﾀﾃｸﾉﾐｭｰｼﾞｱﾑ）

宮宇

コメント 4

ようこそ名古屋へ。

家に帰ってから知りましたが、鰻の宮宇…
私が名古屋のレストランに行く時に参考にしているブログがあるんですが、
元イタリアンシェフがレストランの辛口評価をする人気ブログです。
そのブログでかなり高い点数を取って新規で掲載されていました。
それにしても、2階の接客はひどかった…
１階は感じいいのに、とても残念でした。
はるばる来てくれたのに感じの悪い2階にあたってしまってごめんね～。

産業技術記念館、あれでまだ半分も見ていないっす。
でも私的には自動織機が一番おもしろいと思います。
創意工夫を重ねて発展してきた歴史を見るのはワクワクします。
また残りを見に来てください。



by Gab (2008-04-01 17:25) 

>Gabさま

いろいろありがとうございました。
うなぎはおいしかったですし、大丈夫ですよ。
またゆっくりと行きたいですね。

名古屋･愛知は産業の町ですね。
あらためてそう思いました。

自分の知らない分野を学ぶ、ということは楽しい
ことです。

私の場合は、その中にいる｢人間｣を知ることが
また楽しいのです。

今後ともよろしくお願いします。
by kaz-i (2008-04-02 13:21) 

後世の（コンクリート製の）ものであっても、日本のお城と桜はやはり「相性」が良いのでしょうね。マグロとわさびとおしょうゆ、というか、ご飯とノリと梅干、というか、味噌汁とご飯とだしの味、というか・・・。
by yutakami (2008-04-04 23:12) 

>yutakami様

ありがとうございます。
日本人って、こんなにも桜が好きなのだ。
と再認識するほどたくさんの人が桜に
吸い寄せられていました。
春の訪れが嬉しいという気持ちのあらわれ。
そしてまた、今年もまた桜が見られたという
喜び。ああ、あの人ともう一度この桜を見て
酒を酌みかわしたかった･･････いろんな思い
が湧き上がってくるからでしょうか。
by kaz-i (2008-04-07 10:24)