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中学生の意見 匿名の大人が"批判" [発言]

2006年11月17日(金)「どさんこワイド180」より

"愛国心"とは、こんな卑劣な"心"なのでしょうか。

「教育基本法」改正案について、札幌の中学生が安倍総理に、「反対の声明文」を
送ったところ、「匿名の大人」から「抗議文」が届きました。
15歳の"自由な意見"に"脅迫"ともとれる批判でした。

(衆院議長)「賛成の諸君の起立を求めます。賛成多数。よって、この法案は
可決されました」

自民・公明与党だけの出席で衆議院を通過した「教育基本法」。
ポイントのひとつは、初めて文言になる「愛国心」。賛否が分かれる問題です。
この「改正教育基本法」について札幌の中学校では、女子生徒たちが自ら勉強して、
「愛国心を国民に強制するものだ」との結論に至りました。そして、この法案に反対する
声明文を安倍晋三総理大臣あてにおととい送ったのです。

(女子生徒)「自分の国を大切にというのはいいが、間違った方向に進んでいるんじゃ
ないか」
「反対の人はしょうがないと思っている。動かないとこのままですよね」

こう話してくれた中学生。実は、きのうの約束では、普通にインタビューさせてもらう
予定でした。
なぜ、取材が匿名になったのか。

(抗議のメール)
「安倍首相の(に)送った中学生の意見書は何だ?お前ら、学校で何を教えているんだ」

この彼女たちの行動を知った一部の大人が、彼女たちに対する脅迫ともとれるメールを
匿名で送りつけてきたのです。

(教頭)「生徒が自分で関心を持って意見を表明したのは素晴らしい。いろいろな意見を
封じ込める残念な反響だ」

この学校では、生徒それぞれが意見を書いたカードを送る準備もしています。
生徒たちが自分で考えて「押し付けだ」と感じた教育基本法改正案。
「愛国心の強制」どころか、「言論の自由」さえも封殺しようという大人の行為に、15歳の心
は深く傷つきました。
法案についての「賛成」「反対」があるのは当然だと思います。15歳の彼女たちは自分たち
で考えて、著名もつけて安倍首相に反対の意思を表明しました。

ところが、それを知った一部の大人は「匿名」で彼女たちを批判した。
あまりにも卑劣ではないでしょうか。

以下私見、

おととい送った普通の中学生の意見に対して、なぜ「匿名」の脅迫メールがすぐに届くの
でしょうか?
イラク人質のときもそうでしたが、やたらと「バッシング」する国民性を持つ日本人だから
こそ、戦争に突入する危険性を大きく孕んでいるように思う。
「どさんこワイド」よ大人たちよ、中学生たちを全力で守れ!そして日本を誤った方向に
進めようとする悪意の勢力に立ち向かおう。


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