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NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘 [映画]

 

 9月16日(金)

  新宿明治安田生命ホールでの完成披露上映会に行って来た。

 

 長崎に原爆が投下されて60年。

 今なお多くの被爆者が心や体の後遺症に苦しんでいる。

 

 このアニメーション映画は、自ら被爆しながらも医療活動を続けた医師、秋月辰一郎さんを

主人公として製作された。

 

 感情を前面に余り出さずに、すべてにおいて抑えめに表現しているような印象を受けた。

 

 原爆のおかげで戦争が早く終わったなどという人たち、そんな国の人たちに罪もない子どもたち

が殺されたということが悔しくてならない。

 

 そして、今もなお、このような悲劇が世界のあちこちで起こっているのだということも、思い出さ

せてくれた。

 

 

  

 秋月さんは89歳となった今、聖フランシスコ病院に入院されている。

  

    黒ずみて教師の息の絶えんとすくすりなきかとその妻の泣く

   人間の生きることと死ぬことをきびしく見たり浦上の丘

                                             秋月辰一郎

 

 僕らにできることは語り継いでていくこと。

 それしかない。

 

夏雲の丘―病窓の被爆医師

夏雲の丘―病窓の被爆医師

  • 作者: 山下 昭子
  • 出版社/メーカー: 長崎新聞社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

 山里小学校 平和は山里から:http://www.nagasaki-city.ed.jp/yamazato-e/


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コメント 2

こーさん

語り継いでいきたいですね。
朗読劇『この子たちの夏』、無事に(?)終えました。たった今、帰宅したところです。
初めての学校公演でどうなることかと思いましたが、子どもたちと一緒にやれて、本当によかった。今日の日のことは、心の片隅にでもとどめてもらえればいいな、と思ってます。いつか必要となったとき、それを引き出して考えて欲しい。私たちは、できることをやっていきましょう。
by こーさん (2005-09-20 22:56) 

kaz-i

たびたびのコメントありがとうございます。
お疲れさまでした。
以前、木村光一先生演出の「この子たちの夏」に芝居の教え子が出演していて、自分も長崎出身であることから、特に印象に残っている作品です。
15年くらい前に見ました。
いずれ何かお手伝いできるようなことがあるかもしれません。
がんばってください。
by kaz-i (2005-09-20 23:32) 

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