オールドボーイ

久々に映画を見た。

2004年カンヌ映画祭で審査員特別グランプリを獲得した作品。

全編スタイリッシュな（かっこよか）映像で、残酷なシーン満載。あまりにもかっこよすぎて、

おじさんには、内容が今ひとつよく理解できなかった。

しかし、画面から出てくるパワーには圧倒された。

この「ＪＳＡ」を撮ったこの監督には、青春物を撮ってほしい。

それほど、高校時代のシーンは「時」のかけがえのなさが、画面に映っていた。

（見てない人すみません）

主役のチェ・ミンシクはハウンドドッグの大友康平と火野正平に雰囲気が似ている。

悲喜劇を体現できる俳優だ。悲しいけれどおかしい。そして怖い。

韓国俳優の力満載！切実感が画面いっぱいに漂う。

衝撃の結末とか聞いていたが、それほどなのか？

･･･ぴんと来なかった。

「セブン」などのハリウッド映画よりは、こちらのほうが怨念が深いというのか、はるかに面白

かった。

アジア人は無表情なだけ、怖さが増すね。

昔読んだ漫画の「南回帰線」にどこか似ていると思ったら、原作者が同じだった

（狩撫麻礼=土屋ガロン）。

 

 

オールド・ボーイ (HD-DVD)

• 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
• 発売日: 2006/07/28
• メディア: DVD