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山形のたび ~慈恩寺 [旅行]

 

山形のたびのつづきです・・・。

宿を出て、近くにある水沢温泉館でひとっ風呂。

温泉と月山の自然水のお湯もあり、これで200円とはありがたい。

そして、次の目的地「慈恩寺」へと向かう。

慈恩寺は、天平18年(746)、聖武天皇の勅命でインド僧婆羅門僧正が開基したと伝えられる

東北を代表する名刹だそうです。私は何の予備知識も無いまま、東北在住チームに連れられ

てやってきました。

さくらんぼ畑ごしに朝日連峰をのぞむ。

入口はどこだろう?

ここじゃないのかな、まず入ってみよう。

薬師堂の中に入ってみると、国指定重要文化財の薬師三尊像や十二神将があった。

こんな間近で・・・と感心して仏像を見ていたら、お寺の人に怒られた。

一応、近くにいたお寺の人に入ってもいいと言われたのだが、拝観料払って、お寺の人が

ついてくれるらしい。

やはりそうでしょうと思いつつ、謝って拝観料500円を払い、あらためて本堂を案内してもらう。

境内には背の高い杉の木が生い茂り、一帯は1、200年以上の昔から、戦乱や廃仏毀釈など

荒波を乗り越え、今の世まで残ってきた寺の重みを感じさせてくれた。

しん、として心が落ち着く。

 木造の三重塔。

削ると木の香りがまだしてきそうだ。

悠久のときにしばし身をまかせ、やがておじさんたちは次の目的地「山寺」へと向かった。

しばらく車を走らせると、真っ白な山が見えた。

「月山」だ。

あれが「月山」・・・回りの山々とは違ってひたすら白く、穏やかでありながら凛とした

ものを感じさせる。

森敦の本はまだ読んでないなあ・・・。帰ったら読もう。

最上川を渡って、一路「山寺」を目指した。

いい天気だった。

 

「山寺」編につづく・・・。

 

月山

月山

  • 作者: 森 敦
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1974/03
  • メディア: 単行本

 

 

 


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「み」の字

お疲れ様でした。

企画はM。旅行中の薀蓄は両T氏。道案内はS氏。旅のまとめはI氏。役割分担もうまくいったみたいで。ナイスな記録で、旅がもう一度、思い出として、楽しめます。ありがと!
by 「み」の字 (2007-03-06 00:23) 

kaz-i

>「み」の字さま
ありがとうございます。
本日長崎から東京に戻ります。
「山寺」編は戻ってからになりました。
動くと書くことがたまりますね!
長崎でもいろんな出会いがありました。
by kaz-i (2007-03-06 10:48) 

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