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女系家族 第1回 [TV]

 

7月7日(木) 第1回は2時間のスペシャル版だった。(正味1時間30分)

 

原作は舞台が大阪船場の老舗、時代も昭和30~40年代だったが、TVでは現代の東京

日本橋に置き換えている。

 

だから「大番頭」の宇市が「専務」で、しかも 携帯電話 を持っていた。

あの宇市までもが・・・・・・。携帯電話でなく手拭いじゃなきゃあ。

お嬢さん達も「宇市さん」と丁寧に呼ぶが、ここは「宇市っ!!」と呼びつけて欲しかった。

 

スペシャルということもあり、主要な登場人物、お話しをスピーディーにうまくまとめてあったが、

個人的には原作通り船場の話、大阪弁でみたかったなあ。

 

長女の藤代は貫禄ありすぎ、逆に叔母さんはもっと世故にたけているようなものが欲しかった。

この二人がたまに逆に見えた。

効果音が大きすぎて、藤代の台詞が聞き取れないところがあった。

 

矢島家は旧家の作りの中に、おしゃれなインテリアがあり、変な感じ。祇園の隠れバーか?

宇市の愛人、小林君江宅の家具はなぜか昭和40年代チック。

今時絶滅した「たますだれ」なんぞもあるし、意味不明。

節約して昔のものをそのまま使ってるっていうことか?

 

遺産相続の駆け引きの中で最大の見せ場である吉野の山林が、今回は不動産に変わって

いたのだが、今後どうするのか。

ないとすればもったいない。

遺産を確認に行く途中の吉野の桜の中で、三姉妹がしばし争いを忘れてお弁当を食べる場面

は、思い出しても美しい。

東京だからしょうがないのか。でもこの話「裏細雪」といってもいいのでは?

「細雪」はやっぱり関西文化でっしゃろ。

 

個人的に注目の宇市は橋爪功。

さすがにうまい。もっともっとすっとぼけて、奔放に、妖怪のようにやって欲しい。

 

娘達ではなく愛人浜田文乃(米倉涼子)が主役なので、小説とは違った展開になるのだろうが、

期せずしてタイムリーな話題となった「遺産相続」というテーマで、愚かな人間達の滑稽さ、哀れ

さ、かなしさを描いてもらえるよう期待します。

 

それにしても、意味もなく米倉涼子の胸を強調するアングルが多かったような気がするのだが、

私の気のせいですか?


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