なんという一日

阪神淡路大震災から１１年の昨日は、暗い一日だった。

 

宮崎勤死刑確定。

ヒューザー小嶋社長証人喚問。

そして、ライブドア家宅捜索。

 

テレビでは、次々と話題が変わるが、まず第一に事件や、事故、災害の犠牲者の

方々の冥福をお祈りし、また事件の本質を忘れずに見つめていきたいと思う。

 

絵に描いたような、（ドラマのような？）「出る釘は打たれる」ホリエモンの姿は、また民衆の

欲望の象徴か！？

 

人気者が高く高く持ち上げられて、あきられると一気に突き落とされる。

政治的な意図も感じる。

明るい世相の背後に広がる暗黒の世界。

 

マスコミよ、面白がらずに、まじめに働く人たちが報われるような社会に、貢献するような番組

を作ってくれ！

コメント 4

ホリエモンもヒューザーも、ものすごく政治的なものを感じますよね。
六本木ヒルズは「バベルの塔」……＾＾；
by toro (2006-01-18 13:28) 

　平成７年１月１７日、前の日より奈良市内のホテルに逗留。早朝激震にておこされる。（１０秒間で熟睡から覚醒させられる身体的不快を経験）６０００人もの命が奪われた。この災害後家屋に対する耐震性が大きく関心を呼び、ハウスメーカーはこぞって商品開発を進めた。
　平成１８年１月１７日国会の証人喚問でフューザーの小嶋社長は、答弁にならない言辞を繰り返し、野党の糾弾に晒された。人間の忘れっぽさ、経済効率の為なら、安全をないがしろに出来る思想はこの国にどのあたりから発生したのか、よく確かめなければいけない時期だと思う。
　宮崎勤事件も大きな社会事件だ。フロイトの論によれば「成熟した個が成熟した異性の性器向かわないことを倒錯」とした。倒錯した宮崎勤の性が向かったのは成熟していない異性であり、そのことで彼の受けた性的抑圧から解放を図ったのだろう。フロイトの論を借りずととも、昨今のこの手の事件は抑圧を受けたとされる個がその相手に反撃する形ではなく、弱者にその矛先を向ける形に象徴される。当然無差別に相手を選択することが増える。最近の幼女殺害事件は宮崎勤的人間がさらに増えている証である。－休憩－
　
　
by 呑亀 (2006-01-18 16:16) 

>toroさん
ありがとうございます。
連日のマスコミのライブドア報道は、いろいろなことを考えさせられますね。
その騒動のかげで、誰かがなにかを隠そうとしていなければいいのですが。
また、お金がすべてだといった風潮の歯止めになればいいのですが。
by kaz-i (2006-01-19 07:28) 

>呑亀さん
ありがとうございます。
謙虚さを忘れ、傲慢になった人間は、力をなくした時の哀れさが
倍加しますね。
誰も助けてくれないですし。
自己責任の名の下に、他人への思いやりが希薄になってきたこと
を日に日に実感しています。
「目的のためには手段を選ばず」ではなく、やはり目的達成のための
プロセスこそ重要だと考えます。
まっとうな仕事をしていきたいと思います！
by kaz-i (2006-01-19 07:37)