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ベルナルダ・アルバの家 [芝居・ステージ]

2月17日(金)~26日(日) シアター1010(せんじゅ)で上演。

 

「ベルナルダ・アルバの家」は20世紀屈指の詩人にして、スペインが生んだ最大の劇作家である

フェデリコ・ガルシア・ロルカの作品。

「イェルマ」「血の婚礼」と並びロルカ三大悲劇と称される。

 フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898~1936)

 

彼の遺作である「ベルナルダ・アルバの家」は、残酷なまでに誇り高い名家の女主人ベルナルダ

と、彼女に絶対的に支配されながらも自由を飢求する娘たちの姿を描く、スペイン・アンダルシア

を舞台にした女性だけが登場する悲劇です。

 

ロルカは演劇についてこう言っています。

 

演劇は書物の中から立ち上がって人間化したポエーシアです。そうなった時、詩は語り叫び泣

き、そして絶望するのです。舞台上に現れる人物たちが詩の衣裳を着ていることが、そして同時

に彼らが自分たちの骨を、血を見せることが演劇には必要なのです。(1936年4月7日)

 

こう語った4ヶ月後に、ロルカはグラナダの丘で銃殺されてしまいました。

 

個人的には、私が演劇に本格的に関わるきっかけとなった記念碑的作品でもあります。

 

今回は、ベルナルダ・アルバを名優、小川眞由美が演じます。

どんな演技を見せてくれるのか、今から楽しみです。

 

出演者:

アングスティアス(ベルナルダの長女):富沢亜古
マグダレーナ(ベルナルダの二女):かんのひとみ
アメーリア(ベルナルダの三女):入江 純
マルティリオ(ベルナルダの四女):鬼頭典子
アデーラ(ベルナルダの五女):占部房子 ←がんばれ!
マリーア・ホセファ(ベルナルダの母):竹田恵子

女中:江川泰子  ラ・ポンシア(女中):山本道子  プルデンシア:寺内よりえ
女の児を連れた乞食:宍倉暁子
喪服の女1:匠 遊  喪服の女2:小川曜子  喪服の女3:木村愛子  喪服の少女:下里翔子

喪服の女たち:梅村綾子 江口育美 香里菜知子 川原侑奈 北川絢香 田口愛
          津田真由美 本間理恵 松垣陽子 吉田紗和子

【スタッフ】

原  作:フェデリコ・ガルシア・ロルカ

翻  訳:田尻陽一
演  出:高瀬久男
美  術:朝倉 摂  照  明:沢田祐二  音  楽:川崎絵都夫  音  響:齋藤美佐男
衣  装:前田文子  舞台監督:北条 孝
プロデューサー:ヲザキ浩実  小林敏彦

製  作:THEATRE1010  後  援:在日スペイン大使館

 

 

 



 

 


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