蔵のある家 [芝居・ステージ]
9月8日(金) シアターVアカサカ。
俳優の平野稔さんの作・演出。
ずっと抱いておられたのであろう、故郷に対する作家の思いがよく伝わってきた。
盆や正月に里帰りした息子・娘夫婦らとの会話を通じて、明治という時代に嫁に来て、
蔵を守って生きてきた主人公うめ(有馬稲子)の人生が浮かび上がってくる。
遠くから主人公を見守る隣家の老人(西沢利明)や包丁研ぎ(蔵一彦)や長女の婿(江藤漢斉)
などが、脇を固めて落ち着いて見られました。
呆けていく母を見ているのが、長男の自分としても身につまされた。
劇場の近くに昔よく来ていたので、帰り道は当時のことを思い出しながらTBS近くの
地下鉄の駅まで、ゆっくり歩いていった。
そしてやはり亡くなった母のことを思い出した。
御観劇有り難うございました。
by 江藤漢斉 (2006-09-16 23:16)
>江藤様
わざわざコメントありがとうございます。
恐縮です_(^^;)ゞ
お疲れさまでした。
by kaz-i (2006-09-18 10:47)