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阿久悠さん逝く。 [追悼]

 

昔の歌詞は、今でも口ずさめる。

歌ってみるとあれも、これも、阿久悠作詞の唄ばかりだ。

 

「舟唄」

阿久悠作詞・浜圭介作曲

お酒はぬるめの 燗(かん)がいい
肴(さかな)はあぶった イカでいい
女は無口な ひとがいい
灯(あか)りはぼんやり 灯(とも)りゃいい
しみじみ飲めば しみじみと
想い出だけが 行き過ぎる
涙がポロリと こぼれたら
歌い出すのさ 舟唄を
沖のかもめに 深酒(ふかざけ)させてヨ
いとしあの娘(こ)とヨ
朝寝するダンチョネ

店には飾りが ないがいい
窓から港が 見えりゃいい
はやりの歌など なくていい
ときどき霧笛(むてき)が 鳴ればいい
ほろほろ飲めば ほろほろと
心がすすり 泣いている
あの頃あの娘を 思ったら
歌い出すのさ 舟唄を

ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと
未練(みれん)が胸に 舞い戻る
夜ふけてさびしく なったなら
歌い出すのさ 舟唄を

ルルル・・・・
ルルル・・・・
ルルル・・・・

映画「駅」の映像も浮かんでくる。

どれも、これも景色の浮かぶ歌詞だった。

寂しくなりますね。

ご冥福をお祈りします。

 

駅 STATION

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コメント 1

呑亀

阿久悠さんの逝去を悼みます。
ほんとにすごいよね。あの頃街には歌があった。銭湯でもいい親父が歌っていた。飲み屋でも歌っていた。歌謡に力があった。カラオケの店はいつから隆盛になったのだろう。街から歌がなくなったのはそのせいかしら。皆
八代亜紀からピンクレディーまで彼の仕事の幅はすごい(舟唄からUFOですよ)。あと甲子園の球児を見続けてスポニチに期間中書き続けた文章もすごい。また偉大な昭和の人が消えた感じです。合掌。映画『駅』のあのシーン思い出しますね。2度観ました。
by 呑亀 (2007-08-02 18:00) 

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