大阪

 

再び大阪へ行ってきました。

ぼちぼち書いていきます。

 

司馬遼太郎記念館に行ってきました。

難波から近鉄電車で30分くらいの「八戸の里（やえのさと）」で下車。

歩いて10分位のところにある。

 

ご自宅（？）の玄関を入り、庭を通って記念館に行く設計。

お邪魔します･･････。といった感じである。

庭にはいろんな木々や花が植えてあった。お好きだったようだ。

 

書斎を見られるようになっている。

ここで、数多くの著作が書かれたのだ、と思うと感慨深い。しばらくじっと見ていた。

私は「胡蝶の夢」「花神」「峠」が好きだ。

部屋の奥には6万冊の蔵書もあるそうだ。

記念館は安藤忠雄設計で、回廊を通って館内に入る。（撮影禁止）

中に入って驚いたのが、2万冊の蔵書、著作集が納められている書庫。

天まで届くかのように、高くそびえ立っていた。

まさしく司馬遼太郎の知の延長、脳の中のようだ。

 

自分は21世紀までは、多分生きられないだろう。だが、21世紀を君たちが迎えたときに、

街角から君たちに語りかけよう。ほんとうの「やさしさ」をもち「人をおもいやり」、「たのもしい」

人間になってほしい。

壁にかけられていた「21世紀の君たちへ」と題された一文が、私の心に語りかけて来る。

見る人はそんな気がするのだろう、誰もがじっと立ち止まって読んでいた。

 

司馬遼太郎記念館

コメント 4

司馬さんの記念館行かれたのですね。「街道を行く」シリーズから司馬さんの歴史観を学びました。「21世紀の君たちへ」は古本屋で見つけ読みました。氏もまた世界の平和を希求しつつ物故された。もう10年以上経ってしまいました。世界はさらに平和ではない方向に行ってしまった気がします。
by 呑亀 (2007-08-07 16:20) 

>呑亀様
また、今年も夏がやってきました。
未来でも子どもたちの声が明るく響く
夏になってほしいものですね。
お盆明けにお会いしましょう！
by kaz-i (2007-08-08 12:52) 

おお、大阪にお出ででしたか。
司馬邸は今では全国から人を集める点では大阪有数の場所ですね。
by (2007-08-15 21:21) 

>yutakami様
難波から近鉄電車で行きましたが、思っていたより
近いところでした。
今回はあちこち行きましたので、また書きます。
by kaz-i (2007-08-16 14:08)