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由比ガ浜~鎌倉文学館 [散歩]

 

「日蔭茶屋」のある逗子から鎌倉へ一つ戻り、江ノ電に乗り換え「長谷」で下車した。

この駅からは由比ガ浜海岸が近く、伊藤野枝と大杉栄がしばらく住んでいたところだ。

大杉は病気療養中だったので、野枝と連れだってこの海岸をたまに散歩していたの

だろう。

この日は天気がよく、ウインドサーフィンをする人たちや、散歩する人たちで賑わっていた。

遠く逗子マリーナが見える。

 

近くには長谷観音や鎌倉の大仏があるが、今回は15分くらいのところにある「鎌倉文学館」

まで歩いて行った。

トンネルを抜けると、そこには鎌倉市に寄贈された、旧前田公爵邸を改造して作られた

文学館がある。

 

見事な建物で、眺めが素晴らしい。三島由紀夫の「春の雪」はここを舞台に書かれたそうだ。

目の前に広がる由比ガ浜。

これがホントのセレブやね。

中には多くの文人たちの、原稿や言葉が展示してある。

「高く心をさとりて 俗にかえるべし」大佛次郎

「秘すれば花 秘せねば花ならず」立原正秋

「春の夜 ふとおるごおる 鳴りいだす」小津安二郎

企画展では「中原中也 ~詩に生きて~」をやっていた。今年は中也の生誕百年だ。

 

鎌倉は、流れている時間の速度がゆったりとしていて、東京とは違っていた。

ここに逗留すれば傑作が書ける予感(妄想;誤解;勘違い)がする。

 

鎌倉文学館

 


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コメント 5

G-キック

妄想ではなくkazさんならきっと良い作品が書けると思います。(^|^)
環境に恵まれ心が穏やかになれば・・・ね!
劇の上演を楽しみにしているんです。
でも、そろそろ忘年会の予定を組む季節になりましたよ。
ますます忙しくなりそうですね。
by G-キック (2007-10-17 19:56) 

toro

鎌倉は母が一時暮らしていたところでもあるので感慨深いです。
またこの辺は小さいとき、よく父親にも連れて行ってもらったところですよー。
わざわざ逗子で結婚披露パーティを開いたという過去もあり^^;

いいところですよね~。傑作も生まれると思います。

そしてkaz-iさんの本名、しかと拝見いたしました^^v
by toro (2007-10-18 08:41) 

kaz-i

>わんこさま
初めまして!
近々友人が赤坂に蕎麦屋をOPENしますので、
お知らせしますね。またお寄り下さい。
by kaz-i (2007-10-18 11:18) 

kaz-i

>G-キック様
「願望」の二文字も追加したいと思います。
久々の鎌倉は、いろんなことを見直す
いい機会になりましたよ。
忘年会ですね。考えましょう!
今年の念頭の目標(抱負)は、
「初心に戻って全力疾走する」
でしたが、時々道を外れながら何とか
走っている感じですかね。
今年の私は忙しい方が、エネルギーを増して
いるようです。失速しないようにね。
by kaz-i (2007-10-18 11:25) 

kaz-i

>toroさま
ありがとうございます。
そうでしたか、むかしはよく夏の鎌倉花火大会に
来ていたものでした。
北鎌倉から鎌倉アルプスを歩いたり、八幡様の
お参りをして小町通りで飲んだり。
住もうと思ったことも、実は二度三度・・・・・・周りに
反対され、自分もその頃、きっと仕事に行かなく
なるだろう、との思いから断念したこともあります。
あらためて又行きたいです。
このあたりは、toroさんにご縁が深かったのですね。

本名・・・・・・お恥ずかしい(*^-^*) 
またよろしくお願いしま~す。
by kaz-i (2007-10-18 11:34) 

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