伊勢正三・太田裕美・大野真澄 [芝居・ステージ]
昨日サンパール荒川に「アコースティックナイト in 荒川」を聴きに行った。
「かぐや姫」「風」の伊勢正三・太田裕美・「ガロ」の大野真澄の三人が
「なごみーず」というユニットを組んで2004年から続けているライブで
もう106回目になると言う。
お客さんは、当然のごとく(何が?)私と同年代から上の方々がほとんどで、
約1,000席の会場は満員。
それぞれのコーナーと三人でのセッションがあり、「なごり雪」「22才の別れ」
「さらばシベリア鉄道」「雨だれ」「赤いハイヒール」「学生街の喫茶店」
などなど今でも口ずさめる名曲ばかりで、太田裕美も地元荒川生まれ
(三歳まで住んでいた)ということもあり、大いに盛り上がった。
特に「木綿のハンカチーフ」は、私の上京時のテーマソングで(1976年3月上京;
年がバレバレや~)、その後自分のことを歌っていると勝手に思いこんでいたもの
だった。その頃西の方から上京した人はみんなそう思っていただろう。
この曲を聴くと、長崎駅のホームと、見送りに来ていた人たちの顔をを必ず思い出す。
曲を聴きながら、この頃は何があった、何をしていた、誰を好きだった、そして
あれからのいろんな出来事を思い出した。
数々の名曲は自分の青春と共にあった。
ちなみに1976年(1975年12月1日~1976年11月29日付)のオリコンランキング
(小池社長!)を見ると、
1位 「およげ!たいやきくん」 2位「ビューティフル・サンデー」 3位「北の国から」
4位 「木綿のハンカチーフ」 5位 「岸壁の母」 6位 「俺たちの旅」
7位「あなただけを」(あおい輝彦) 8位「わかってください」 9位「横須賀ストーリー」
10位「あの日にかえりたい」 11位「なごり雪」 以下「山口さんちのツトム君」
「赤いハイヒール」「センチメンタル」「弟よ」「夏にご用心」「春一番」「無縁坂」
「いちご白書よもう一度」などなど(順不同)・・・・・・あの頃です。
昭和のまっただ中、学生の部屋には風呂もなく、仕送りとバイトの暮らしの中で
まだ見えぬ未来を夢見ていた。バブルもまだまだ先のことだった。
この三人の活動は、6月29日(日)22:00~22:30、テレビ東京「みゅーじん 音遊人」
で放送されます。この日の模様も収録していました。
いい雰囲気のコンサートだったが、歌詞がときどき聞こえづらいPAだったのが、
ちょっと残念でした。楽器の音はよく聞こえたのだが、こういうコンサートは歌詞
をよく聞きたいのです。
>イリスさま
ありがとうございます。
今度コンサート、ライブなど行かせて
いただきたいと思っております!
by kaz-i (2008-06-15 22:52)