新春東京散歩 [まちあるき]
天気がよかったので上野に行ってみた。
久々に西郷さんの銅像を見る。
青空によく似合う。
「自然史に関する科学その他の自然科学及びその応用に関する
調査及び研究並びにこれらに関する資料の収集、保管(育成を含む)
及び公衆への供覧等を行うことにより、自然科学及び社会教育の
振興を図る」ことを目的とする。(独立行政法人国立科学博物館法第3条)
・・・ということだそうだ。
中には、物作りの進歩の歴史、実物大の零戦の展示や自然科学
の歴史、恐竜の骨など様々な展示があり、ほかにも科学の体験
コーナーや360度の映像など、入館料600円でそうとう楽しめる。
くじらはこんなにでかいのだ。
自然の不思議さ、気の遠くなるような進化の歴史、
人間の研究の積み重ね、途方もない努力を実感する。
理科系は苦手だったが、もっと勉強していればよかった。
国立西洋美術館の庭にも寄ってみる。
ル・コルビュジェ設計のこの建物は、あらためて見るとシンプルな
ようで、重厚感があり、まわりの景色に溶けこみ、きっと様々な
趣向が凝らしてあるのだろう。
見ていてなぜかほっとする。
前庭の彫刻群をしばし鑑賞。
ここにはじめてきたのは、もう40年以上も前。
長崎から両親に連れられてきた。しかしその日は閉館で、門の
外から彫刻を眺めた。
「カレーの市民」や、「地獄門」、「考える人」など(複製)を
見ていると、昨今の不況、派遣首切り、ひいてはガザの空爆
などが頭に浮かんだ・・・・・・。
祈世界平和!
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