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下町散歩。 ~大相撲見物と銭湯とどぜう [散歩]

 

きのうは朝から買い物でアメ横に行った。

ホリデーパスが出ていて、都営線は何回乗っても500円。たくさん使う予定があったので

もちろん購入。大江戸線上野御徒町駅で下車。

アメ横はたくさんの人で賑わっておった。お年玉をもらって買い物をしたのだろう、大きな

ビニール袋を下げ、楽しそうに歩いている少年たちのグループに出会った。

一旦荷物を置きに帰宅し、すぐに家を出た。

呑亀さんと大相撲を見に行くためだ。

今度は大江戸線両国で下車。久しぶりの相撲見物で気分が高揚している。

外国人もたくさん国技館目指して歩いている。

    

正面入り口で呑亀さんと待ち合わせ、中に入る。

三時なのでまだまだ客は五分の入りだが、十両の土俵入りが終わったばかりで、

徐々に場内が盛り上がってきているのが分かる。

  

しばらく取り組みを見た後、場内を探検。

相撲茶屋や優勝トロフィー、お土産物屋などたくさんのコーナーがあり、大勢が行き

かっている。

 

2階椅子席―¥3,600- ←思ったよりよく見えた。もう少し安いと、もっと気楽にいける

のだが。当日販売の自由席¥2,100-ってのもあるようだけど。

相撲は興行であるわけで、内容は取り組みがもちろんメインだが、審判交代、幕内土俵

入り、横綱土俵入りなど、儀式にのっとってはいるが、節目節目に客を飽きさせない

いろんなパフォーマンスがある。

そして、土俵を掃く人、座布団を取り替える人、ゴミを片付ける人、案内する人、飲み物、

食べ物を運ぶ人などなど、様々な人たちが働いているのが目に付く。

これはテレビの画面では気付かないことだった。

そして、勝負を思い思いに見ている「人間たち」を見ているのも面白かった。

外国人の姿もたくさん目に付く。フランス人が多かったように思う。

相撲はアメリカよりもヨーロッパに受けるのではないだろうか。ヨーロッパではユーロ

チャンネルというところで放送もされているようですし、なんとなくそう思います。

アメリカ人は「仕切り」というものを、かったるく感じるような気がする。

相撲内容は、前半四つ相撲が少なく、引き技などが多かったが、だんだん力の入る

勝負が続き、盛り上がっていった。

全勝の玉春日に土がつき、希勢の里の挑戦を朝青龍が力の差を見せつけ跳ね返した。

遠くから見ていても朝青龍のオーラは凄い。ダントツだ。他の力士が萎縮しているように

みえてしまう。

みんなの奮起を切に望みます。

しかし、相撲というものはスポーツと芸能と儀式と様々な要素が入っていて、しかも視覚、

聴覚、嗅覚、味覚、触覚、五感のすべてに訴えてくる。

国技館を後にして、呑亀さんと両国から森下まで散歩する。

もう日が暮れて、冷たい風が興奮を少し冷ましてくれる。

途中、我々の散歩には欠かせない「銭湯」に寄る。(事前リサーチ済)

  

明治15年創業の「弁天湯」

とても気持ちよかったが、下町の湯らしくとても熱かった。にわか江戸っ子の気分を楽しむ。

ここまで来たら、ついでだ(なんの?)とばかりに、森下駅近く高橋(たかばしの)

「どぜう 伊せ喜」に行き、ねぎをたっぷりのせた「丸」(どじょうまるごと鍋)で軽く(?)

一杯やって帰りました。

   

お不動さんやお相撲さんたち、そしてどぜうにたくさんパワーをいただき、今年一年の新たな

スタートにしたいと思います。


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呑亀

お疲れさんでした。
江戸っ子はつらいっすね。銭湯は暑いもの。
様式美が合理的な動きの中で決まっていて美しかった。
特に呼び出しさんの動きは素晴らしい。
箒が無ければ相撲は出来ないのではと思った。
本気で大相撲パリ場所とか北京場所とやったら絶対受ける
それに一番の国際貢献になるのではないかって
まじめに銭湯で汗だし考えた。
by 呑亀 (2007-01-15 18:44) 

kaz-i

>呑亀さま
天まで延びるかのごとき片山の四股が、綺麗でした。
又行きましょう!
by kaz-i (2007-01-16 14:44) 

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