ピアノカフェショパン [展覧会]
5月3日に又村統さんの絵画展を呑亀さんと見に行った。
又さんは町田の小野路というところに昨年アトリエを構え、そこの二階が
「ピアノカフェショパン」というスペースになっており、そこで絵画展をやっているのだ。
せっかくだから近くを散策しようと思っていたが、朝からのあいにくの雨で断念した。
京王線聖蹟桜ヶ丘駅からバスで恵泉女子学園前までバスで約15分。そこから
一本杉公園の中を通って小野路まで歩いていった。
ここらは多摩丘陵の「多摩センター」や「町田」という一大ベッドタウンの開発から
取り残されたかのようなところで、ここは東京なのかしらんというように、うっそう
とした森や竹林が広がっておった。
鎌倉街道の一部も残っていて、新撰組の隊士たちが稽古に通っていたそうだ。
石畳の道の途中に大きな杉の木が何本もそびえ立っていた。そこを過ぎると切り通し
になっている。
こんなところに、人家があるのかと思いながら竹林の間の切り通しを抜けると、突然煉瓦造りの
しゃれた建物が眼に飛び込んできた。
ここだ!
「ピアノカフェショパン」
入口にはタイルの鍵盤が!
普通の個人のお住まいのような玄関を開けると、そこはアートスペースになっていた。
部屋の中を、又さんの描いたたくさんの様々な鳥たちが飛び回っていた。
窓から見える景色ととてもマッチしていて、しばし時間を忘れる。
BGMはもちろんショパンなどのピアノ曲。
雲が流れ、陽も差してきた。
ここは、「アートスペース丘」というギャラリーにもなっていて、木工作家の木内明彦さん、
ナイフ作家の上釜信行さん、そしてフィギュア作家の作品なども展示してあり、注文も出来る。
手触りのいい、みごとな木のテーブルに座って、オーナーの岡さんと又さんが朝から
裏山でとってきたたけのこ(40本!;ご苦労様でした)の料理とワインを御馳走になる。
最高ッ!
岡さん、ありがとうございました。
ここは、ピアノ教室やコンサートも時々やっており、第13回ショパン国際ピアノコンクールで
最高位を受賞したフィリップ・ジュジアーノさんも演奏したそうだ。よく知らないが、凄い人らしい。
夏にはイリーナ・メジューエワというピアニストのコンサートもあるらしい。日程が決まったら
又お知らせします。 (↓ この方。日本在住。美しい!)
裏山にも登って、たけのこをちょこっと掘ったりして時間がゆっくりと流れ、いつの間にか
暗くなっていた。
絵画展は、明日(6日)までやっています。終了後も又村さんの作品は常時展示
予定です。是非ご覧下さい!
又さん、お疲れさまでした。
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