コクリコ坂から [映画]
名古屋ミッドランドシネマでは大層混んでいたので、笹島の109シネマズで見ました。
年代的に高度成長期の話、そして横浜が舞台と言うことで楽しみにしていました。
原作があることも知らず、コクリコ坂というのは実在するのか、名前の由来は、、、
などと余計なことを考えながら上映を待つ。
舞台は1963年横浜。海の見える坂の上にあるコクリコ荘(ココリコと間違えやすい)
という洋館アパートの朝から始まる。
まかないつきの家で、なぜか高校生の主人公、海ちゃんが朝食の支度を始める。
細かい生活の動きを丁寧に見せ、日常の営みのかけがえなさをよく描いていたと思う。
横浜の景色は、わが故郷長崎の南山手あたりに似ている。
子供のころ、海が見えるコクリコ坂のような急な坂の上で、旗をたなびかせて行きかう
船を眺めながら時々遊んでいた。
そして、あとは海の通う高校の学生寮「カルチェラタン」の話になっていくのだが、この高校
の建物も私の通っていた高校に似ていた。その校舎は今はもうないが、、、、、、。
※門だけが新校舎に移築された。
私が高校に入ったのは、この映画の時代から10年後ですが、共学であったにもかかわらず
自由で男子はバンカラ風な気風があり、女子もお母さんのように貫禄がありやさしかった。
何かその頃の時代の空気感が心地よいのだが、細かいところ(時代背景、人間関係、人物の
バックボーンなど)が意図的なのか説明を嫌ったのか、わかりづらいところが多かったような
気がします。
知りたいところは教えていただかないと、この映画は何度も見なければわからないというような
性格の作品ではないと思いますが。
私にとってはあっさりしすぎ、ストイック過ぎたように思います。
しかし、さわやかな映画で絵も音楽もいつものジブリ映画らしく美しく、初々しい作品だと思いました。
ちなみに「コクリコ」とは、、、、、、映画ではわかりませんでしたが、あとでいろいろ調べたら
わかりました。
それも一つの楽しみと思って調べてみてください(*⌒∇⌒*)テヘ♪
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