長崎の坂と猫

 

坂の多い長崎は、階段の上り下りをすることが日常だ。

宅配便の人たちは、とんでもなく大変だ。

昨日は登山用の背負子（しょいこ）に、飲料が入っているクーラーを３～４個くくりつけ、

階段を上がっていく若者を目撃した。・・・ヒマラヤかっ・・・！

自動販売機の飲料補給をするためらしい。

道があれば、車で上の方へいってから階段を下りるという方法をとるのだが、しょって

登っているということは、多分歩いてしか行けないところに自動販売機があるのだろう。

どんなにインターネットが進歩しても、誰かが近くまで物を運ぶのだ。

家を建てるときはものすごいことになりますよ。昔は馬が屋根瓦を運んでいるところに

よく遭遇した。言っときますけど、ヘリなんか近くに止める場所なんかありませんからね。

だから若者はドンドン平地に住むようになり、上のほうに住んでいるのは高齢者ばかり

になる。

買い物帰りにゆっくりゆっくり階段を上がっていく老人をよく見かける。

ところどころに「休石（やすみいし）」とか「休み所」と書いてある木の小さなベンチが

置いてあり、そこに座ってしばし休むようになっている。

 

先日家から下っていると、近くを私が通っているのにそっぽを向いたまま、全くもって

その場から動かない小生意気な猫が居た。

こいつだ。

カメラを向けると、寄ってきやあがった。

あんまり器量がよくないが、少し可愛いと思った。

次の日は、日だまりでじっとして背中を丸め、目を細めていた。

いつもここらにたむろしているようだ。

名前はまだ付けていない。

 

 

がんばれマーくん！

 

我らがホークスが、マーくんを打ち込んだ。

ニュースでしか見られなかったのが残念だったが、若武者に鷹軍団が襲いかかった。

これがプロだ。耐えて伸びてこそ一流だ。

泣くなマーくん、明日があるさ。

君のこの日のスタートを、おじさんは決して忘れない。

 

さようなら植木等さん

 

２０年ほど前、有楽町で「本物の」植木等を見た時には興奮した。

芝居の稽古場がいくつも入っているビルで、上の階から下りてきた本人に遭遇したのだ。

知り合いが居たようで、TVや映画で見るような「いわくありげな」微笑みを浮かべて

挨拶している表情は、まさに自分のイメージ通りの「植木等」だった！

若大将シリーズとともにクレージーキャッツ映画をずいぶん見ていたが、田舎者の

私は映画に出ている人は、映画の中だけに存在するかのような気がしていたのだ。

まさか、本物の、それも植木等に会えるとは。

屈託のない、元気な植木等のあの笑顔にずいぶん助けられたような気がする。

「くよくよすんなよ。なんとかなるさ」・・・と。

ありがとう植木さん。

一喜一憂

 

一喜一憂とは･･････喜んだり心配したりすること。

負けた･･････。

だがあと１４３試合あるのだ！

･･････以下記事引用っ！

試合後、王監督は緊急ミーティングを開き、選手に気持ちの切り替えを促した。

「答案用紙を出した後、教科書で答えを見て、職員室に忍び込んで直すというわけには

いかないんだから。明日の試合で勝てばいいんだよ」。

ホークス監督として初優勝を果たした９９年も、実は開幕黒星スタートだった。

【中村泰三】さん

始まったのだ！

がんばります！

 

あ、昨日長崎に着きました。

ボンバルディアじゃなかったので、胴体着陸ではなく無事着陸しましたです。

 

 

さあ開幕！

 

いよいよ本日パリーグ公式戦が開幕する。

我らが福岡ソフトバンク･ホークスは今年こそ日本一を奪還する。

そして斉藤和が言うように、世界一多く、世界一高く王監督を胴上げする

その時を、楽しみに待っている。

投げろ！斉藤、和田、杉内、新垣。締めろ！三瀬、馬原。

走れ！川崎。打て！小久保、多村、松中。

「原点回帰」

初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず。

昨日から暖かくなってきた。

桜の花もちらほら咲き始め、ようやく春がやってきたようだ。

今日の午後便で長崎に帰ります。

そして新たな気持ちで２００７年度をスタートします。