長崎の猫シリーズ その3 [長崎]
【新しき命の誕生】 ~そして選挙が終わった。
悲劇的な事件があり、異常な事態の中で田上新市長が誕生し、市議選では父もなんとか
当選。統一地方選挙が終わった。
事務所の裏に余分なイスを積み上げていたので、そろそろ片付けようとしたときに、「ニャー、
ニャー」としきりに猫の鳴き声がする。
近寄ってみて驚いた。子猫が4匹産まれていたのだ。
事務所前によくいた白い猫が産んだようだ。写真を撮ろうとすると、「フーッ!」と威嚇して
子猫を守ろうとしている。かわいいだけではない、猫のけもの性を感じる。
「フーッ!」
引越しをしなければならないので、かわいそうだがイスを撤去したら、親猫はさすがに走り去った。
しかし、近くからニャー、ニャーと泣いて、子供のことを心配している。
さすが親猫だ、とみんな感心し、「大丈夫だよ。何もしないから」とダンボール箱にタオルを敷いて、
4匹の子猫を移した。
まだ、目も開いておらず、固まってもぞもぞしている。
片付けの途中に、覗いてみたらもういなかった。
親猫が1匹づつくわえてよそに行ったのだろう。
そして事務所は空っぽになり、手伝いの人たちもそれぞれの家路についた。
長崎だより 4 ~長崎帆船まつり [長崎]
選挙は終わったが、残務整理、事務所引越しなどで息つく暇もなく、気づくとゴールデンウィークが
はじまっていた。
どっちにしろ、どこも休みなので事務手続きなどの作業はできない。
ということで、29日は一日何もしないことにした。
折から長崎は帆船祭りが始まっていたので、父と二人で出島ワーフに行ってきました。
お天気もよく、家族連れなどでたいそう賑わっていた。
船の帆が風になびいて、初夏の陽気を感じる。
おちびちゃんたちが、フラダンスを踊る。今度ハワイから船が来るらしい。
出島ワーフ、県立美術館から水辺の森公園へと歩いていくとたくさんの人と行きかう。
韓国や中国やいろいろなところから帆船が来ていて、長崎港を試乗したりもできる。
そして、一段と人だかりがしている埠頭にくると、帆船界のビッグスター「日本丸」の勇姿が見えた。
「日本丸」のバウスプリット(へさき)。
でかすぎて、近くからは全体が写せない。
向こうに見えるは、「日本丸」に並ぶスター、「海王丸」だ。
↓これが「海王丸」。「日本丸」より少し優しい感じの船。万国旗でおめかしをしていた。
隣の水辺の森公園では連ダコをあげていた。
平和だからこその、貴重なひとときを感じる。
この後伊王島に行くことにした。
何度も書いているが、伊王島は温泉付き往復船チケットがなんと980円だ。
そして片道約20分の船旅が楽しめる。
帆船を横目に見ながら、行ってきました。
伊王島も大変な人出だった。
帰ってきたら、すべての帆船に明かりがともっていた。
連休が終わったら、東京でまた仕事だ。
あともうひとがんばりしま~す。フロム長崎。