北京オリンピック [芝居・ステージ]
始まりましたね。
開会式は、中国のマンパワーの物凄さを感じた。
金いくらかけたんだろうか。
2008人の出演者がレシーバーを一つずつつけていたが、
いったい全部で何個用意したんだろう。
係員のトランシーバーだって、半端ない数だと思います。
また、衣裳もすごい。
デザインより、数に圧倒される。
演出は、思ったこと全部やったんだろうな。
演出は張芸謀(チャン・イーモウ)
「赤いコーリャン」「あの子を探して」「初恋の来た道」「至福のとき」は
大好きな映画だ。この頃のチャン・ツィーはよかった。
紫禁城でやったオペラ「トゥーランドット」はすごかった。照明の色の
ことでイタリア人とぶつかっていたが。
「HERO」は、ありゃりゃん、こんなの作るんだ、と思った。
開会式では人が自在に宙を舞っていたが、ワイヤーアクションは
お手の物だろうね。
ハリウッドのスタッフもたくさん入っているに違いない。
歴史の重みっちゅうもんも、もちろん感じた。
西洋人びっくりしただろう!なんてことも少し思ったりもした。
こんなショーは一生に一度でいいね。
これ以上のものは、なかなか作れないだろう。
胡錦濤主席が秦の始皇帝に思えた。
張芸謀
長崎の鐘 千秋楽! [芝居・ステージ]
盛況のうちに本日千秋楽を迎えました。
関係者の皆様お疲れさまでした。
ご覧いただいた方々、ありがとうございました。
いろんな感想をいただいております。
長崎の平和の鐘が、鳴り続け、世界に響き渡りますように。
長崎公演は7月8日~10日、長崎ブリックホール。
続けて7月11日、伊万里市民会館。7月12日、松浦市文化会館ゆめホール。
お問い合せは岡部企画 nana5years@yahoo.co.jp まで。
長崎の鐘 本日初日! [芝居・ステージ]
いよいよ始まります。
思えば、今年の正月、岡部耕大さんとの出会いから始まり、長崎での
記者会見、岡部さんの誕生パーティー、そしてご母堂の死去、稽古見学
などなど、この日を迎えるまでの7ヶ月の間にいろいろありましたなあ。
自分のことやら、仕事やら、そして世の中で起こったいろんな出来事も
含めて、感慨深いものがあります。
昨日の芝居「青蛾館復活公演 恋火」でも17年ぶりに復活した野口和彦
を舞台で見たときに、過ぎ去った日々のさまざまなことを思い出した。
「舞台」とは、そういうことも含めてライブなのだなあ。
本日見に行きます。
祈世界平和。
公演の詳細は紀伊国屋ブルテンボード2をご覧ください。
お問い合わせは、岡部企画 044-933-9754 です。
朗読会 盛況のうちに終了! [芝居・ステージ]
前回の記事に6月16日(木)と書いていましたが、6月19日(木)
の間違いでした。すみません・・・(=ェ=`;)
間違いを電話でお知らせ下さいました方々、ありがとうございました。
おかげさまで、お天気もよく、ほぼ満員のお客様でほっとしました。
ご覧いただきました方々、ほんとうにありがとうございました。
9月13日には奥州市江刺で「菊田一夫のつぶやき」を上演する
事になりました。
またお知らせします。
菊田一夫生誕百年記念朗読会 [芝居・ステージ]
菊田一夫(1908-1973)
6月16日(木) 14:00-16:00 NHK放送博物館愛宕山ホールで
朗読 菊田一夫作「がしんたれ」より 「がしんたれ ~初恋篇~」
を上演します。
構成・演出:井原和洋 作曲・ピアノ演奏:中村夏子
出演:内山惠司 菅野園子(東宝現代劇75人の会)
是非ご覧下さい。
(入場無料)
http://www.nhk.or.jp/museum/event/308061901.html
伊勢正三・太田裕美・大野真澄 [芝居・ステージ]
昨日サンパール荒川に「アコースティックナイト in 荒川」を聴きに行った。
「かぐや姫」「風」の伊勢正三・太田裕美・「ガロ」の大野真澄の三人が
「なごみーず」というユニットを組んで2004年から続けているライブで
もう106回目になると言う。
お客さんは、当然のごとく(何が?)私と同年代から上の方々がほとんどで、
約1,000席の会場は満員。
それぞれのコーナーと三人でのセッションがあり、「なごり雪」「22才の別れ」
「さらばシベリア鉄道」「雨だれ」「赤いハイヒール」「学生街の喫茶店」
などなど今でも口ずさめる名曲ばかりで、太田裕美も地元荒川生まれ
(三歳まで住んでいた)ということもあり、大いに盛り上がった。
特に「木綿のハンカチーフ」は、私の上京時のテーマソングで(1976年3月上京;
年がバレバレや~)、その後自分のことを歌っていると勝手に思いこんでいたもの
だった。その頃西の方から上京した人はみんなそう思っていただろう。
この曲を聴くと、長崎駅のホームと、見送りに来ていた人たちの顔をを必ず思い出す。
曲を聴きながら、この頃は何があった、何をしていた、誰を好きだった、そして
あれからのいろんな出来事を思い出した。
数々の名曲は自分の青春と共にあった。
ちなみに1976年(1975年12月1日~1976年11月29日付)のオリコンランキング
(小池社長!)を見ると、
1位 「およげ!たいやきくん」 2位「ビューティフル・サンデー」 3位「北の国から」
4位 「木綿のハンカチーフ」 5位 「岸壁の母」 6位 「俺たちの旅」
7位「あなただけを」(あおい輝彦) 8位「わかってください」 9位「横須賀ストーリー」
10位「あの日にかえりたい」 11位「なごり雪」 以下「山口さんちのツトム君」
「赤いハイヒール」「センチメンタル」「弟よ」「夏にご用心」「春一番」「無縁坂」
「いちご白書よもう一度」などなど(順不同)・・・・・・あの頃です。
昭和のまっただ中、学生の部屋には風呂もなく、仕送りとバイトの暮らしの中で
まだ見えぬ未来を夢見ていた。バブルもまだまだ先のことだった。
この三人の活動は、6月29日(日)22:00~22:30、テレビ東京「みゅーじん 音遊人」
で放送されます。この日の模様も収録していました。
いい雰囲気のコンサートだったが、歌詞がときどき聞こえづらいPAだったのが、
ちょっと残念でした。楽器の音はよく聞こえたのだが、こういうコンサートは歌詞
をよく聞きたいのです。
長崎の鐘 稽古快調! [芝居・ステージ]
先日稽古場にお邪魔した。
稽古も始まってから、まだしばらくのようでしたが、芝居の迫力と
熱気にぐいぐいと押された。
理不尽な事件が続くとき、あらためて思い起こす。
戦争は最大の暴力だ。
そして、暴力は弱者に向かっていく。
平和の鐘を、心に持ち続けることの難しさと尊さをもう一度
考えたい。
6月26日~30日
新宿紀伊国屋ホール。
詳しくは告知ページをご覧ください。
http://www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/hall36/hall02.html#nagasaki
http://kaz-i.blog.so-net.ne.jp/2008-04-16-1
http://kaz-i.blog.so-net.ne.jp/2008-03-13
生誕100年記念 菊田一夫の世界 ③ [芝居・ステージ]
3月の朗読「菊田一夫のつぶやき」に引き続き、菊田一夫先生の連載
小説「がしんたれ」をもとに、菊田一夫の分身とも言える主人公「和吉」
の初恋と別れを描く朗読「がしんたれ~初恋篇~」を上演します。
6月19日(木) 14:00~15:30 NHK放送博物館
構成・演出:井原和洋
作曲・ピアノ演奏:中村夏子
出演:内山惠司 菅野園子 (東宝現代劇75人の会)
入場無料。
皆さんぜひお越し下さい。
菊田一夫(1908-1973)
はさみ・父帰る [芝居・ステージ]
名古屋から新幹線で東京に戻る。
6時過ぎに東京駅に着いたので、そのまま銀座のMAKOTOシアターまで歩いて、
現代制作舎制作、昭和戯曲傑作選Vol.7 を見に行く。
「はさみ」は田中澄江作。
一人の男性を巡る女性たちの心理を、生け花を小道具に巧みに描かれた作品。
美しい花の枝を切る「はさみ」は、思いまで断ち切ることもある。
そして時には凶器にもなる。
島田聡子、小林美穂、他の出演。
「父帰る」は菊池寛の代表作。
四人家族(母、兄、弟、妹)のもとへ、二十年前に出奔した父が突然帰ってくる。
それまでの苦労を切々と語る兄(小長谷勝彦)と、明治男のプライドを残しながら
うらぶれてしまった父(松熊信義)の哀しさが、胸に迫る。
家族制度が崩壊してしまった現代に、礼を忘れずつつましく暮らす家族の姿が
鮮やかに浮かび上がる。「情」の物語だった。
丁寧な演出(松熊さん)と、抑えの効いた演技(出演は他に母:菅原チネ子、
弟:根本貴史、妹:小石川祐子)がとてもよかった。
本日まで。
お問い合せは「現代制作舎」 03-3482-3383
場所:MAKOTOシアター(誠オフィス1F) ↓