石垣島 ~沖縄の旅 ① [旅行]
これまで沖縄には行ったことがなかった。
父が沖縄に出張するというので、ちょうどいい機会なので
現地で会うことにした。
念願の沖縄。そして石垣島。
出発前に中部国際空港(セントレア)のきしめんで腹ごしらえ。
この飛行機で9時20分に出発 ↓
石垣島まで直行便で2時間50分。
空港に降り立ったら、南国の熱い風が私を迎えてくれた。
ホテルのチェックインまで時間があったので、港に行って、船で10分の
竹富島に行くことにした。
竹富島は、昔とある「作文コンクール」の仕事をしたときにここの小学生が賞をとった
ことがあり、ずっと気になっていた。
港にはレンタサイクル屋さんの迎えのワゴン車が並んでいたが、次の便まで
お客さんを待っているというので、近くのレンタル自転車屋を教えてもらった。
レンタル屋さんを見つけたが、人が見当たらない。
よく見ると、こんな貼り紙が ↓
ノートに名前と出発時間などを書いて、お金を瓶に入れて
自転車を借りるというセルフシステム。
さすが竹富島だ。泥棒する人はいない。
暑い日差しを浴びながら、私は自転車をこぎ始めた。
誰にも出会わない・・・・・・。
と、そこに・・・・・・。
「竹富小中学校」発見!!
おおっ、ここの子供だったのか。
もう中学生くらいかなあ。
奇麗な学校だった。
しばらく走ると、カイジ浜というビーチに出た。
ここは星の砂で有名らしい。
猫もリゾートしてた。
星砂を探したが、売っているような大粒のものはなかなか
見つからなかった。
また自転車を走らせ、こんどはコンドイ浜というところに行く。
ここは遠浅だが泳げる。
しばらく波音を聞いていた。
それにしても誰にも会わない。
眠っているような島だ。
石垣島に戻ってホテルにチェックイン。
ビーチホテルサンシャインの部屋からは正面に竹富島が見えた。
父と合流して、夕食を食べに町に出た。
長崎にいる父の知人の親戚の方がやっているお店「南の島(ぱいぬしま)」を
紹介されたそうで、予約して行ってみた。
ここの女主人光子さんは、隣でそろばん塾もなさっているが、
何を隠そう闘牛士で、ご主人のピンチヒッターで出場された試合で
見事勝利をおさめ、話題になった。
とても穏やかな外見からは想像がつかないが、ものすごい闘志を
奥に秘めているのだ。
ゴーヤチャンプルーに泡盛のロックをいただき、〆には八重山そば。
こーれーぐす(高麗薬がなまった)・・・とんがらしを泡盛に漬けたもの。
これを少したらすと、またうまいんだこれが。
そして初めての沖縄の一夜は更けていくのであった。
・・・・・・つづく。
京都は大人のテーマパーク ~秋の京を歩く⑤ 「天竜寺」「渡月橋」 [旅行]
竹林を抜けると「天竜寺」の裏門に着いたので、ここにも寄ってみる。
拝観券売り場のお嬢さんが少しいらいらしていた。
あまりにもお客さんが多くて、お疲れだったのだろう。
ご苦労さんです。
ここにもたくさんの人がいたが、裏から入ったので待たなくて済んだ。
美しい庭だった。
ここも世界遺産。
京都には世界遺産がごろごろしている。
そろそろ日も暮れかけてきたので、渡月橋のほうに歩くと、
この混雑ぶり。
急に現実に引き戻されたが、このシーズンの宿命。
ここも12月11日からライトアップ。
旅も終りに近づきましたが、さてどこでご飯を食べましょうか。
そこで持つべきものは京都の友人。
宮川町歌舞練場近くにある「光琳」を紹介してもらって行きましたよ。
家族でやっていらっしゃるこの店は、アットホームでほのぼのしていて、また料理が
美味しくて、値段も高くない。
京野菜のイモや、九条ねぎや、湯葉やらなんやら、食べて飲みましたよ。
アプローチや楽しみ方は千差万別。拝観料はアトラクションの入場料。
この年になったからでしょうが、京都は大人のテーマパークだとつくづく思いました。
お金をそんなに使わなくても、1日でこれだけ楽しめるのだから、満足満足。
そして移動は、地下鉄に限りますね。
なごりおしいのも、旅の思い出。
時はあっという間に過ぎ、最終新幹線で名古屋へと戻りました。
また行きます。
「秋の京を歩く」おわり。
「光琳」
京都府京都市東山区宮川筋3-285 でんわ:075-541-8050
竹のトンネル ~秋の京を歩く④ 「落柿舎(らくししゃ)」 [旅行]
厭離庵(おんりあん)をあとにして、二尊院やら常寂光寺やら祇王寺やら檀林寺やら入り口だけ
巡ってさらに奥へと行く。
小倉池。
おしどりがすいすい。
しばらくさらに歩くと、これぞ日本の秋!という風情の場所に出る。
芭蕉の弟子、向井去来が住んでいた「落柿舎」。
去来は長崎の興善町のお生まれでした。
トロッコ列車の駅が、竹林越しに見えた。
そしてさらに歩くと、これですこれ。
かぐや姫が生まれたような竹林が。
12月11日~20日はここがライトアップされます。
ああ、癒されました!
そして、さらに旅は続くのでありました。
さらに(ゆっくりと)つづく・・・・・・。
もう少しで終わります(笑)
嵐山のアップルパイ ~秋の京を歩く② 「清涼寺」 [旅行]
醍醐寺から京阪三条経由で七条に向かい、今熊野郵便局近くの「沖よし」で寿司を
つまみ、再び行動開始。
京都駅からJR山陰線で太秦を通り越し、嵯峨嵐山まで17分。電車を降りてぷらぷらと歩いた。
嵐山に来るのは30数年ぶりだ。
しばし歩くと、イギリスの国旗が。
いったん通り過ぎるが、何か気になり後戻り。
ジェリーさんがやっている、パイのお店だった。
匂いにつられて、一個買う。300円。
焼きたてのアップルパイで、サクサクのきじの中に、あつあつのリンゴが入っていて、
超美味でした。
ジェリーさん。 ↓
ネット販売もやっているそうです。
寄り道も旅の楽しさ。食欲の秋だ。などと考えていたら、清涼寺に着きました。
ちょいとだけ寄ってみました。
そして、さらに嵐山の奥のほうへと歩いて行きました。
木漏れ陽の道 ~秋の京を歩く① 「醍醐寺」 [旅行]
昨日は久しぶりの休みだったので、それっ!とばかりに京都に行ってきました。
新幹線で、名古屋から30分。
京都駅で乗換え、山科からさらに地下鉄東西線で「醍醐」駅下車徒歩7分。
「醍醐寺」へまず行きました。
おおっ、いきなり漂う秋の京の雰囲気。
総門をはいって、先ず左手の三宝院へ。
中の庭園はそりゃあ見事だったが、残念ながら撮影禁止。
じっくり拝見しましたよ。
ここは秀吉が1598年(慶長3年)の春に、秀頼、北政所などをはじめ1,300人を従えて
「醍醐の花見」を行ったことで知られます。
さらに奥の仁王門へと向かう。
顔がでかい。
踏ん張っていた!
五重塔を通り過ぎると、弁天堂にたどり着く。
しばし、時を忘れて水面に映る赤や黄色の木々に見入っていた。
庭園は自然に見えながら技巧をこらし、木々の成長がその技巧をうまく隠している。
建物よりも、自然の織り成す色に見とれてしまっていた。
阿修羅展~太宰府天満宮 [旅行]
名古屋から新幹線で博多まで3時間半。
博多から熊本行き特急有明に乗り換え、10分ほどで二日市に着く。
そこからはタクシーで太宰府天満宮まで10分1,500円。
ようやく九州国立博物館の入り口に着いた。
たくさんの幟が私を出迎えてくれた。(ような気がした)
入口からひと山越えたところにある入口まで、エスカレーターや動く歩道で
移動。
そして、博物館の全体がようやく見えた。
どでかいですなあ。
何かおおらかなスケール感を感じた。
エントランスには博多山笠が飾ってある。妙に血が騒ぐものがある。
そして入口の大看板。
コピー通り、「やっとアシュラに逢える」という気持ち。はるばるお目にかかりに来ました。
中は空いていて、阿修羅様の周りをぐるっとまわりながら、ゆっくり見ることができました。
ぬり絵も面白かった。
帰りは太宰府天満宮にお参り。
博多に住んでいた四十年位前までは正月などに来ていたが、それ以来に訪れ
タイムスリップしたような気分。
飛び梅は昔のままだった。
学問の神様で知られる菅原道真公をまつってあるので、小さい頃は祖父や家族が毎年
お参りをしてくれていたと、後で聞いた。
西鉄太宰府駅まで参道を歩き、二日市に戻る。
参道の売店で売っている梅ケ枝餅(うめがえもち)が懐かしかった。
西鉄二日市からJR二日市まで歩いたら15分くらいかかって、荷物もあったので
相当汗をかいてしまった。
結構離れていますので、お急ぎお疲れの方はバスかタクシーをお勧めします。
そして特急かもめに乗って長崎へと向かいました。
有明海を横に見ながら走る長崎本線のこの景色は、私の好きな景色
の中の一つです。
そして陽も暮れて、終着駅の長崎に着きました。
阿修羅に逢いに行く [旅行]
東京で見逃していたので、大宰府の九州博物館へ「阿修羅展」を見に行った。
名古屋から新幹線で博多まで三時間半。
そこから特急電車に乗り換え約10分で二日市へ。
そこから車で約15分で、太宰府天満宮に着いた。
九州博物館は天満宮の横に入り口があり、小さな山をひとつ越えた
ところの入り口までエスカレーターや動く歩道で上っていく。
写真はまた載せますが(館内は撮影禁止)、待ち時間も無く、ようやく念願の阿修羅様に
ゆっくりと会うことができました。
そして、帰りは長崎にむかいました。
夏雲が広がり、ようやく夏本番という感じでした。
京の旅④ 三十三間堂 [旅行]
東福寺から車で600円ちょっと、5分ほどで三十三間堂に行く。
いつも来ると近くを通っているのだが、初めて中に入る。
千体千手観音像に圧倒される。
これよこれ!
昔の人のこのスケール感は一体何なんだろう。
日常の細かい悩み(?)がどうでもよくなる。
毎年1月には、新成人の初段による通し矢が行われているようだ。
近くのおじさんが教えてくれた。
たくさん汗をかいて、七條大橋を渡り、橋のたもとにあるタイ料理「キンカーオ」へ。
鴨川の流れを見ながら、おいしいタイ料理をいただく。
生春巻き、鳥のそぼろサラダ。
プーケットビール。
タイカレー。
ハモを揚げたものに甘辛いソース。
平べったい麺の焼きそば。
今回の旅は、いろいろなことがあって高校の同級生たちが十数年ぶりに京都で会うことに
なったもの。
名所を訪ねる間に、いろんな話をしました。
思わぬ再会がうれしく、忘れられない旅となりました。
京の旅③ 東福寺 [旅行]
伏見稲荷から車で10分。
今熊野商店街の「沖よし」で、京都の友人と待ち合わせ。
すしとビールで一息。
「沖よし」の二階には東海道五十三次の絵皿がズラリと並んでいる。
土用の丑の日の前日だったので、鰻の手巻きずしをサービスしてくれた。ありがとう!
食事の後ゆっくり歩いて東福寺へ向かった。
東福寺の名は東大寺の「東」と興福寺の「福」からとられているそうで、臨済宗
の名刹です。
ここも始めて行きました。
紅葉の時期には必ずと言っていいほど、新聞やテレビに出るのもなるほど、とうなずける
見事なもみじの木々。
素敵な庭園や、木々の中をゆっくりと二時間歩きました。
三門が特別公開で、上に登ることができた。
三門からの眺め。
ポスターにも出てますな。
東福寺はうわさにたがわぬ、素敵なところだった。
桔梗も咲いていた。
京の旅② 伏見稲荷大社 [旅行]
京阪宇治駅から約30分。
全国のお稲荷さんの総本山、伏見稲荷に向かう。
伏見稲荷の町というよりも、私にとっては高校ラグビーの強豪
伏見工業高校の町。
はじめて行った伏見稲荷は、翌日の本宮祭りの準備で赤い提灯が
飾り付けられていた。
有名な千本鳥居をくぐっていく。
無数に鳥居が立っている。
異次元につながっているような鳥居のトンネルをくぐっていく。
トンネルを抜けると、参拝所の隣に「おもかる石」と書いた一対の石灯篭がある。
この灯篭の前で願い事がかなうかどうかを念じて石灯篭を持ち上げ、そのときに
感じる重さが、自分が想像していたよりも軽ければ願い事が叶い、重ければ叶い
難いとする試し石だそうです。
もってみました。
想像通りの重さでしたので、困難は伴うものの思いは叶う!と勝手に解釈しました。
もっと奥のほうへも鳥居はつながっていましたが、時間の関係で今回は
ここまでにしました。